フェチフェスで体感したスムーズな運営とイベント成功のヒケツ
先月末フェチフェスに初参加してきました。
そこで運営のスムーズさやイベント事業成功のヒケツ(くびれ巨尻コンテスト最高でした!)など、肌で感じたことを書いていきますね。
ちなみにフェチフェスを一言で説明するなら、
「コミケのフェチ特化バージョン」といったところでしょうか。かなり簡略化するとそんな表現です。
ースムーズな運営編ー
フロア別に整列&IDチェックを済ませる
僕が会場に到着したのは開場約50分前ほど、
すでにかなりの人が並んでいました。(30メートルくらい)
それから10分くらいするとスタッフさんが免許証と前売りチケットの確認を行い、さらに列が長くなっていたのでフロアごとに整列。待ち時間を有効に使い、前倒しで仕事を終わらせるスムーズさ。素晴らしいです。
(↑雑ですみませんw)
僕は5階にあるステージチケット売り場へ早めに行きたかったので、フロア別に分けてくれたおかげでストレスなく開場待ちすることができました。
待ってる間、当日ステージに立つアイドルグループがビラ配りしてたのも、とてもスマートな戦略だなと。立ち止まってる間は暇なので、確実にビラ受け取るしちゃんと読みますからね。街中歩いてるときは受け取らないでしょう。
上の階を優先的に入場
開場10分前くらいになると、上の階にいく列を早めに入場させてくれました。これはとても助かりましたよ。フロアすぐそばの階段待機だったので、開場と同時に売り場へ並べる安心感。「お客さんの気持ちわかっとるなぁ~」と心の中でつぶやいてました。
こういった臨機応変のスムーズな運営は、イベント事業に関わる人すべてに見習ってほしい。というか、実際に参加して体感してもらいたいですね。なんでもマニュアルで融通きかない運営するイベントもありますから。
すでに入場までの時点で、「お金払ってよかったな」と感じたほどグレイトかつノンストレスな運営でしたよ。おかげで『くびれ巨尻コンテスト』のチケットも入手できました。(10分くらいで売り切れた、恐ろしいまでの熱気!)
立ち止まり防止
会場自体狭く、そこを大勢のお客さんが出入りするわけですから、通路の真ん中で立ち止まられるともう動けないです。
そこを立ち止まらないよう、スタッフさんが小まめに(かつ丁寧に)声かけして移動を促してくれたおかげで、他のフロアも楽しく回れました。どうしても休憩したい方は壁際か外に出る(再入場OK)などすれば休めます。
とにかく立ち止まり防止の声かけがあって、いい気持ちのまま移動できました。感謝しています。
ーヒケツ編ー
「体験」にお金を払う
くびれ巨尻コンテストの前後に時間があったので、いろいろ彷徨ってたわけなんですが特にハマってしまったのがサイコロです。
6階にあるGF Projectさんが出展されていたんですが、そこに1回500円で振れるサイコロがあって、出た目に応じて色々な体験ができます。たとえば1が出たらビンタ、2が出たらキック、3が出たら鞭で叩かれると。4~6はちょっとなんて書いたらいいかわからないので割愛しますw
これだとただのドMにしか見えないなw
とにかく出た目に応じていろんな体験のできるサイコロがあって、それにハマって何回も振ってたんですが、これって「お金払って体験を買ってる」んですよね。
なにか写真集やDVD等モノを買うわけじゃない。なぜこんなに体験にお金を使うのか考えました。
それは「自分だけの体験として心に残るから」じゃないかと。モノは通販でも買えるし、オーダーメイドならまだしも大体人と被ります。「自分のためだけの商品」じゃなくて「複数生産されたうちの1つ」に過ぎないんですよね。
でも体験は違います。
僕の身体は1つしかないし、身体を通して感じたことは僕1人だけのもの。そんな唯一無二を感じさせてくれるのが「体験」だから、僕はそれに価値を感じてお金を払うのかもしれません。
だから物販するにしても、加えて「体験できる何か」を商品をして置いておけば、もっとグッズが売れると体感しましたね。AKBの握手券なんかはそれに近いのかも。
「触感」と「人の体温」
あともう一つ感じたのは、これだけ便利で機械の多い現代だと、人の肌に触れる感覚から遠のいてるなって。
ネットが発達して「つながり」は生まれたけど、物理空間としての人と人の間には逆に壁が生まれてしまった気がするのです。「近いのに遠く感じる」から、現代人は虚無感が増してるのかもしれません。
でも結局人間って生き物だから、人と直に触れ合わないとどっかおかしくなるし、人肌恋しくなると思う。だからこれからの時代のイベント事業を成功させるには「触感」や「人の体温」がより重要になってくるでしょう。そんなイベントが生き残る気がする。
まとめ
長々と書きましたが、フェチフェスの一層の発展を楽しみにしています。あと、次回のくびれ巨尻コンテスト開催を待っています。(どちらも今度は友人を連れていく予定)