『知の整理術』は元ニートのパンクな新作だった。
phaさんの新刊、
「知の整理術」を読んだ。
以下は読みながらメモったこと。
☆大原則は3つ。
・習慣の力
・ゲーム感覚
・楽しいことだけ
勉強はアナログとデジタルの往復
短時間のものを何度も繰り返した方が記憶に定着する(散歩しながらときどきみる等)
何かを一度に覚えるときは3つまで
☆匿名でネットに書くときにオススメ
・5ちゃんねる
・はてな匿名ダイアリー
・発言小町
・Yahoo!知恵袋
☆本を書くとき
Aアイデア出し
B構成を考える
C実装する
作業を分割することで集中できる
1人ブレスト(中島らもさんのマインドマップ)
できれば大きな紙
横向きに使う
☆上下の広がり
・順番などを表すのに向いている
・todoなどの整理
・順番や階層の概念
☆左右の広がり
・多様性
・アイデア出し
・並列
☆構成はクラスタ作り
3つ4つくらいできたらそれをどういう順番で語っていけば自然かを考える
文の冒頭の始まり方、クラスタを並べる順番、最後の終わらせ方が大体決まれば構成は終わり
文章は最初と最後がそれっぽい感じになっていれば中間部分が雑でも意外とバレない
実装では50p%くらいの完成度で最初から最後まで作り切ってしまう
見るデバイスをかえると他者目線でみれる
一度プリントアウトするのもあり
☆phaさんの使ってるノート
アイデア出し用ノート
・プロジェクトペーパーB5方眼
・ニーモシネA4無地
タスク管理用
・無印のダブルリングA5横
・測量野帳160ミリ91ミリ方眼
計画を立てるフェーズと実行するフェーズはわける。やることをハッキリさせてからとりかかる
スケジュールは3つにわける
☆カレンダーは2つにわける
固定と流動
・固定スケジュール等(納期、締め切り等)は壁掛けカレンダーに
・流動スケジュール(進捗状況)はノートにメモっておく。
3時間仕事して30分休むより、
1時間仕事して10分休むを3回繰り返した方がベスト。ポモドーロテクニックもあり。
坂口恭平のツイッター出版術(ツイートをまとめて本にしたもの)について書かれていたり、甲本ヒロトの名言(「曲をカバーするんじゃなくて、そこにある熱をカバーするんだよ」)が出てきてロックンロールを感じた。
phaさんの熱を感じたのかもしれない。
いい意味でphaさんの著作っぽくなくて、「だるさ」を感じなかった。どこかで読んだ方にテイストが似てると思ってたら、編集の種岡健さんは「神・時間術」を編集されてた方でしたか。(こちらも読ませていただきました)編集の熱も出るもんなんですね。
phaさんのパンクな新作、
「知の整理術」おすすめ。